二と两の使い分けのコツが知りたい方向け
中国語を勉強し始めて、最初に「えっ!?」と戸惑うポイント。それが数字の「2」の言い方が二種類あるということです。
私も昔は、2ってどうやって使い分けるの?って悩んでました…
今回は、中国語の「二(èr)」と「两(liǎng)」の決定的な違いと、私たち日本人が100%引っかかる「2時と2時間の違い」などのマニアックなトラップをスッキリ分かりやすく解説します!
1. 結論!「二(èr)」と「两(liǎng)」の違い
まずは結論から。この2つの数字は、「順番や番号」を表すか、「量や個数」を表すかで使い分けます。
迷った時は、以下の表を思い出してください。
| 中国語 | ピンイン | 使うシチュエーション | 覚え方のコツ |
| 二 | èr | 順番、番号、算数の数字 | 1, 2, 3…と数える時の「2」 |
| 两 | liǎng | 量、個数、人数 | 後ろに「量詞(個、人など)」がつく時の「2」 |
これだけだとまだピンとこないと思うので、具体的にどんな時に使うのか見ていきましょう。
2. 「二(èr)」を使うケース:順番・番号・数学
「二」は、単なる数字の記号や、順番を表す時に使います。
- 順番: 第二課(dì èr kè)、2階(二楼 / èr lóu)
- 番号: 電話番号や部屋番号の「2」
- カレンダーの月: 2月(二月 / èr yuè)※1年のうちの「2番目の月」だから。
要するに、「1、2、3…」と数え上げる時の「2」はすべて「二」になります。
3. 「两(liǎng)」を使うケース:量・個数
ここが日本人が一番間違えやすいポイントです。モノの個数や、人数などの「量」を表す時は、
「两」を使います。
- 2個:两个(liǎng ge) ❌二个
- 2人:两个人(liǎng ge rén) ❌二个人
- 本2冊:两本书(liǎng běn shū)
- ビール2杯:两杯啤酒(liǎng bēi píjiǔ)
中国語には「個」や「冊」といった「量詞」が必ずつきます。
「量詞の前は两!」と、口に出して呪文のように覚えてしまいましょう!
4. 【要注意】日本人が100%引っかかる「2」のトラップ
基本のルールはシンプルですが、実際の会話では「これってどっちだっけ?」と頭がフリーズするトラップがたくさん潜んでいます。
医療通訳を目指して勉強している私も、最初はここで何度もつまずきました。
トラップ①:「2時」と「2時間」
- 2時(時刻): 两点(liǎng diǎn)
- ※時刻の「点」の前は、なぜか特別に「两」を使います。
- 2時間(期間): 两个小时(liǎng ge xiǎoshí)
- ※「2つ分の時間」という量なので「两」です。
トラップ②:「2月」と「2ヶ月」
- 2月(カレンダー): 二月(èr yuè)
- ※2番目の月という順番なので「二」。
- 2ヶ月(期間): 两个月(liǎng ge yuè)
- ※「2つ分の月」という量なので「两」。
トラップ③:数字の「222」はどう読む?
百、千、万といった大きなケタになると、さらに謎のルールが発動します。
実は、「200」は二百でも两百でもOKなのですが、「2000」や「20000」は「两千」「两万」と言うのが一般的です。
では、「222」はどう読むのでしょうか?
正解は…… 「两百二十二(liǎng bǎi èr shí èr)」 です!
一番上のケタだけ「两」にして、十の位や一の位は「二」にするのが自然な中国語なんです。奥が深いですよね。
まとめ:頭で考えるより、口に出して慣れよう!
「二」と「两」の使い分け、少しスッキリしましたか?
理屈で覚えることも大切ですが、実際の会話中に「えーっと、これは量詞の前だから…」と頭で考えていると、言葉に詰まってしまいます。
「两个(リャンガ)!」「两杯(リャンベイ)!」と、何度も口に出して「音の響き」で体になじませてしまうのが一番の近道です。
